文京区の不動産屋ベステックスの玉井です!
突然ですが、皆さんは「不動産屋」にどのようなイメージを持っていますか?
残念ながら不動産屋に対して、
「口がうまい」
「強引」
「なんとなくうさんくさい」
と、あまりよくないイメージを持たれている方も少なくないようです。
変わりつつある不動産業界
確かに数十年前には、その大きな利権を狙ってか、いわゆる反社会的な人物が不動産業界を取り仕切っていたこともあったようです。しかし、それも今は昔のお話。
現在は法改正が進み、不動産屋を営業するために必要な宅建業の免許も、反社会的な組織に属する人間には取得できないようになっています。
誇大広告や不当に高額の報酬の要求も法律で禁止されていますし、業界全体が昔よりいくらかクリーンになっているのです。
いまだになくならない「ズル」
しかし、いつになっても悪事を考える人はいるもので、いまだに悪徳不動産によるちょっとした「ズル」は横行しています。
ズルのひとつが「不動産屋に都合のよい物件だけを紹介すること」!
お部屋探しに慣れていない方ほど、不動産屋が言う「あなたの希望条件に合う物件はこれだけです」という言葉をそのまま鵜呑みにしてしまっているのではないでしょうか?
出してもらった物件情報を見て「えっ、これだけしかないの!?」ってガッカリしたこと、たしかにあるなぁ。
本当はもっといい物件があるのに、不動産屋に隠されている恐れがあります。
もちろん、本当に条件に合う物件が他にないこともあるでしょうし、お客様の希望条件を聞き取った結果、厳選した物件を出してきたのかもしれません。
それでも、やはり不動産屋も商売ですから、より利益が出る物件だけに絞って紹介してきている可能性は否定できません。
見極めるポイントは「パソコン」
では、「不動産屋に都合のよい物件だけを紹介してきているかどうか」をどうやって判断するのか。
見極めのポイントは「不動産屋のパソコン」にあります。
お部屋を探しに不動産屋へ行くときのことをシミュレーションしてみましょう。
まずお店に入るとスタッフから「どのような物件をお探しですか?」と希望条件を聞かれると思います。
条件を伝えると、スタッフはおもむろに手元のパソコンをカタカタと操作し始めるはずです。
このとき営業スタッフはパソコンで何をしているかというと、「レインズ」という業者間で流通している物件情報検索システムにアクセスして、条件にあった物件を検索しているのです。
レインズとは?
そして、レインズの検索結果を受けて「こんな物件がありますよ」と見せてくるのですが、ズバリここがポイント!
レインズで検索したとき、その結果画面をちゃんと見せてくれない不動産屋は、自分の都合のよい物件だけを紹介しようと思っているかもしれません。
要するに、
=「紹介したくない物件が検索にヒットしている」
と考えられるからです。
印刷した紙を渡してくる時は要注意
特に、物件情報をあえて紙に印刷して渡してくるときには注意が必要です。画面上には条件を満たした物件がもっとあるのに、自分に都合のいい物件の情報だけを印刷している可能性があります。
このとき「パソコンの画面を見せてもらってもいいですか?」と聞いてみて、見せるのを渋るようだと怪しいです。別の不動産屋を探した方がいいでしょう。
少しの疑う気持ちを忘れずに
以上、『悪徳不動産屋の「ズル」の意外な見極め方』のご紹介でした。
不動産屋としてはお客様には全面的な信頼を寄せていただきたいものですが、残念ながら世の中善良な不動産屋ばかりではありません。
騙されて損をすることがないよう、少しの疑う気持ちを持って、不動産屋のズルはきちんと見極めましょう。
ちなみに、ベステックスはズルをしない、むしろできない不動産屋です。理由は以下の記事をお読みください。
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この記事の頼れる営業
森 秀一
ベステックス本郷三丁目駅前支店の店長。不動産営業歴8年。前職がカメラマンという異色の職歴。物件の賃貸だけでなく売買も担当し、不動産全般について造詣が深い。細かな気遣いが光る営業スタイルで「また森さんにお願いしたい」とリピーターのお客様も多い。
この記事を書いた人
玉井 桃子
ベステックス専属ライター。文京区在住在勤。取材では車や電車を使わず、自転車と徒歩で細い路地からスーパーの鮮魚売り場までくまなく巡り、お店や道、地形に特に詳しい。お絵かきツールIllustratorの使用歴12年で、本文中の図解も手掛ける。
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そういえば、「悪徳パン屋」や「悪徳レストラン」はあまり耳にしませんが、「悪徳不動産屋」はよく聞くような……気のせい?