文京区の不動産屋ベステックスの玉井です!
お部屋探しを始めるにあたって、「いつから探し始めるか」は、意外と皆さんが悩まれるポイントだと思います。
なんて不安を抱えている方は多いのではないでしょうか?
この記事では、そんな不安を解消すべく、
- 部屋探しっていつから始めたらいいの?
- 家賃はいつから発生するの?二重払いを避けるにはどうすればいいの?
- 引越し時期が決まっていない場合、一番いい時期はいつ?
の3つの疑問にお答えしていきます。
これを読めば、あなたのお部屋探しの最適なタイミングがまるっとわかるはずです!
文京区ならではのお部屋探し事情も盛り込んでいますので、文京区にお引越しを検討されている方は特に必見ですよ~!
文京区へのお引っ越しをお考えの方は以下の記事もおすすめです。「文京区特化型不動産屋」のベステックスの評判をまとめています。
-
文京区の不動産屋ベステックスの評判は?クチコミや他の不動産屋との違いをまとめました
文京区の不動産屋ベステックスの玉井です。 今回は、そもそも 「ベステックスがどういう不動産屋なのか?」 について、徹底的にお答えしようと思います! 私自身ベステックスの社員ではありますが、今回はベステ ...
続きを見る
この記事の頼れる営業
木山 翼
ベステックス春日通支店の店長。不動産営業歴5年。文京区在住で、図面には載っていないようなコアな地元情報をよく知っている。特に区内のスーパー事情には非常に詳しい。20代とは思えない落ち着きで、お客様はもちろん、部下からの信頼も厚い。
この記事を書いた人
玉井 桃子
ベステックス専属ライター。文京区在住在勤。取材では車や電車を使わず、自転車と徒歩で細い路地からスーパーの鮮魚売り場までくまなく巡る。お絵かきツールIllustratorの使用歴12年で、記事中の図解も手掛ける。
目次
2~4月以外に入居したいなら入居1か月前から
お部屋探しの繁忙期は2~4月。それ以外の通常期に入居したい場合は、そう急いでお部屋探しをすることもありません。
ご入居の1ヶ月前には不動産屋へご来店、もしくはお問い合わせいただくのがおすすめです。
入居までの1ヶ月の内訳
入居までの1ヶ月の内訳は、
- 不動産来店(問合せ)~物件紹介・内見~入居申込:2週間
- 入居申込~入居審査~契約~入居:2週間
くらいを目安としています。
ベステックスにいらっしゃるお客様も、だいたい来店・お問い合わせいただいてから2週間くらいで決まる方が多いです。また、申込後の審査や契約等の手続きにはだいたい10日から2週間くらいかかります。
もし7月末に入居する場合、モデルプランは、
7月1日 | 不動産屋来店(問合せ) |
7月1~14日 | 物件探し・内見 |
7月15日 | 入居申込 |
7月16~29日 | 入居審査 |
7月30日 | 契約・鍵渡し |
7月31日 | 入居 |
となります。どうでしょう、思ったより短期間で終わる気がしませんか?
もちろん時と場合によって多少変わりますが、目安としてこんなものだとお考えください!
最短記録は1日だが、かなりのレアケース
過去には「来店したその日に部屋を見つけて契約し、そのまま入居した」という強者のお客様もいらっしゃいました。驚愕の速さです。
しかし、これはかなりのレアケース。
お部屋探し自体は、お客様ご本人がそのお部屋を気に入っていただければ、すぐに終わらせられますが、申込や審査の短縮には物件オーナー様や管理会社の協力が不可欠です。
様々な条件が揃う必要があり、実際のところかなり難しいと言っていいでしょう。
1ヶ月前が安心・安全
「短期間で入居する」のを最優先とすれば、物件の選択肢も限られてしまいます。余程早くに決めなければならない事情がないのであれば、少なくとも入居の1ヶ月前から動き出すのがおすすめです。
2~4月に入居したいなら正月明けから
2~4月はお部屋探しの繁忙期。特に人気エリア・文京区においては、かなりめまぐるしく物件が動きます。
2~4月に入居を希望される方は、お正月明けには不動産屋へご来店、もしくはお問い合わせいただくのがおすすめです。
「早く決めないと物件がなくなる」って本当?
不動産屋がよく言う
「早くしないと物件がなくなりますよ!」
というセリフ。これはいわば脅し文句で、要するに「嘘」だと言われることが多いです。ネット上でも「募集物件は日々新しく出てくるから、焦って決めないこと」と書かれている記事をよく見かけます。
それも間違ってはいないのですが、文京区の場合は少し事情が変わってきます。
文京区では1月から部屋がどんどん埋まっていく
一般に、お部屋を退去する際には、1~2ヶ月前までに管理会社に伝えるよう契約で決まっていることが多いです。
4月から新生活を始める方は3月後半に退去しようとする方が大多数で、その1~2ヶ月前には退去予告を出しています。
つまり、3月退去のお部屋は、早ければ1月中には「空き予定」として募集が始まっているのです!
文京区は非常に人気が高いエリアのため、まだ入居中で内見もできない「空き予定」のお部屋でも関係なくお申込み(=先行申込)が入ります。3月に空く予定のお部屋は、1月中からどんどん埋まっていっている状況です。
よって、3月に入ってから「さて、そろそろ部屋探しを始めるか」と思っても、なかなかいい物件は見つかりません。
先行申込の場合は実際に契約が入ったわけではないので、物件の募集自体はされているのですが、実際には「ほぼ決まった」状態。わずかな可能性を信じてキャンセルを待つしかありません。
たまにお客様から「街にこれだけ建物があるんだから、ないわけないだろう!」と言われるのですが、本当にないときはないのです。力及ばず……申し訳ないです……。
正月明けのスタートがおすすめ
文京区のような激戦区では「早くしないと物件がなくなる」はあながち嘘ではなく、早め早めの対応が求められます。
もしかしたら、想定していたよりも早く入居することもあるかもしれません。となれば家賃も1ヶ月程早く納める必要があり、「家賃を多めに払うなんて損」と考える方もいらっしゃるかと思います。
しかし、家賃とあわせて考えたいのが引越料金のこと。
引越料金は3月後半に向けて万単位で上昇します。場合によっては通常期と比べて数万円の差が出ることも!
そういうわけで、「引越料金の高い3・4月に残り物の物件に引っ越すよりは、たとえ家賃を1ヶ月分多めに払ったとしても、気に入った物件に早めに引っ越した方がいい」と考える方も多いのです。引っ越し自体もピーク時よりは慌ただしくなく、ゆっくり取り組めます。
物件が見つからなくては元も子もありません。2~4月に入居したい方は、余裕を持ってお正月明けくらいから始めることをおすすめします。
1月はちょうど連休がありますので、その頃に不動産屋へ赴くように調整するといいと思います!
家賃はいつから発生?二重払いを避けるには?
引越しの時期を考える際に気になるのが「家賃をいつから払わなければいけないのか」ということ。
ただでさえ引っ越しはお金がかかりますから、できるだけ無駄な出費は避けたいですね
賃貸物件は「取り置き」不可
残念ながら賃貸物件は「取り置き」ができないため、契約したその日から賃料が発生します。1月に契約してしまえば、たとえ入居が3月後半だったとしても、それまでの賃料は払わなければいけません。
家賃の二重払いを避ける2つの方法
賃貸から賃貸へ引っ越す場合には、新しいお部屋と古いお部屋の両方の賃料を払う「二重払い」の期間はできるだけ短くしたいもの。
二重払いを避ける方法として、
- 先行申込を使う
- 退去予告を出して、退去日に合わせた部屋探しをする
の2つが挙げられます。
先行申込を使う
賃貸物件は「取り置き」ができないと書きましたが、取り置きに近いのが「先行申込」という方法です。
先行申込とは?
内見可能になった段階で実際に室内を見て、契約をするかしないかを判断する。
先行申込を入れておけば、かなりの確率で入居が可能な上、まだ先の入居でも契約はしていないので賃料が発生しません。
原則1件までという制限はありますが、キャンセル料もかからずリスクも低いため、二重払いを避けるにはおすすめの方法です。
▼先行申込についてもっと詳しく知りたい方はコチラ▼
-
賃貸物件の先行申込・先行契約とは?キャンセルの可否やメリット・デメリットを徹底解説
お部屋探しをしていると時々耳にする「先行契約」「先行申込」という言葉。「字面からなんとなく『早めに申込・契約する』ってのは予想がつくけど、どういうメリット・デメリットがあるかはよくわからない」なんて方も多いのではないでしょうか?…
続きを見る
退去予告を出して、そこに合わせた部屋探しをする
二重払いを避ける方法の2つ目は、新しい部屋が決まる前に現在住んでいる部屋の退去予告を出してしまう方法です。
だいたいの賃貸物件の退去予告は、1~2ヶ月までにするよう決められています。つまり、新居が決まった後に「明日引っ越します!」と言っても、1~2ヶ月分は家賃を払い続けなければいけません。
物件のオーナー様もなるべくお部屋を空室にしないようにしたいですからね。次の入居者を探す期間を確保するために退去予告があるわけです。
退去予告を出しておけば、少なくとも引っ越し前のお部屋に対しては、無駄な家賃を払い続けずに済みます。引っ越し前のお部屋の退去日とできるだけ近い入居日のお部屋を探せば、二重払いの期間は極力短くできるはずです。
ただし、この方法は諸刃の剣。たとえば、退去日の1週間後が入居日になっているようなお部屋を選ぶことができなくなります。物件の選択肢が減ってしまうのです。ただでさえ物件数が限られる2・3月においては致命的とも言えます。
二重払いが避けられたとしても、気に入らないお部屋に住むことになっては本末転倒。退去予告の時期はよく考えて決めましょう!
引越時期が決まっていない場合
引越時期が特に決まっておらず「いずれ引っ越したい」と考えている方に向けて、文京区の時期ごとのお部屋探しの特徴をご説明します。
文京区のお部屋探しカレンダー
6~8月 家賃が安い時期
春の引越シーズンを終えた6~8月頃は、お部屋探しの閑散期。
出回る物件は少なく、全体的にいまひとつな条件の「余りもの」が多い印象です。ただ、年間を通して最も家賃が安く、1Kでは1万円、2LDK・3LDKなら1.5~2万円近く下がる物件もあるほど。とにかく家賃を抑えたい方にはおすすめの時期です。
ぶっちゃけると不動産屋も暇なシーズンなので、丁寧な接客が期待できます。
9~11月 秋の人事異動シーズンで、程よく物件が出る【おすすめ】
9~11月は秋の人事異動のシーズンで、不動産業界では「裏繁忙期」と呼ばれる忙しい時期です。
とは言え、12~2月の繁忙期に比べればだいぶ落ち着いていて、物件も程よく数が揃っています。家賃や引っ越し料金も繁忙期ほど高くはありません。
物件数と家賃・引越料金を総合的に考えると、9~11月は1年で最もお部屋探しに一番おすすめの時期です。
この時期に気をつけたいのは、11月末は東大病院寮の退寮時期ということ。
東大病院寮は東大本郷キャンパス横にある病院関係者のための寮です。500戸を超える大規模な寮ですが、入居期間が限られており、短い人では1年で出なければいけないそう。
11月末のこの時期は1回目の退寮時期で、多くの方が寮を出るため新しいお部屋を探します。ベステックスにも看護師さんが多数来店されます。
医療関係者は不規則な勤務体系のためか、病院近くのお部屋を希望される方が多いです。本郷三丁目駅や東大前駅あたりの一人暮らし向けのお部屋はやや競争率が上がることを頭に入れておきましょう。
12月 ファミリー物件の需要が高まる
12月は国立小学校の合格発表時期です。発表後から徐々にファミリー物件の需要が高まってきます。
文京区には国立小学校が3校あります。
合格発表後は見事合格したお子様のいるファミリーが、学校近くのお部屋を探し始めます。また、不合格だった場合にも、評判のいい文京区の公立小学校に通わせたいと区内に引っ越してくるファミリーが多いです。
合格発表前から、受かった場合、落ちた場合の両方のお部屋探しをしておけば、他の方より一歩リードできる可能性があります。ファミリー向けの物件は数も少ないので、お子様の合格を信じつつ、早め早めのスタートを心がけましょう!
▼文京区の子育てファミリー向けのお部屋探し情報を知りたい方はコチラ▼
-
文京区の子育て・教育環境やファミリーにおすすめの賃貸エリアを徹底解説!
文京区の不動産会社ベステックスの玉井です。「文京区に住んでるよ」と話すと、子持ちの友人から 「子育てしやすいって聞くよ!いいなー!」 なんてよく言われます。 自慢げに「まあね!」と答え、おまけに「引っ ...
続きを見る
12~1月 東大キャンパス移動ピーク
12~1月は、東大生のキャンパス移動に伴うお部屋探しのピークです。
お部屋探し全体のピークは1~2月ですが、東大生は先輩から部屋探しの難しさを聞いているためか、いい物件を早めに確保しようと、ピークより早く動き始める方が多いです。
それはつまり、2月や3月になると本郷キャンパスに徒歩で通えるような人気の物件はほとんどなくなってしまうということ。
せっかくキャンパス移動を機に引っ越すのなら、できるだけ近いところに住みたいもの。東大生は遅くとも1月までにはお部屋探しを始めましょう。
▼東大キャンパス移動に関するお部屋探し情報を知りたい方はコチラ▼
-
東大本郷キャンパス周辺で一人暮らしの賃貸探しに役立つ街情報
東京大学では、ほとんどの学生が3年次から本郷キャンパスへ移動します。3年生になると研究や就職活動で忙しくなることもあり、「通学時間がもったいない」という理由で、大学近くに住む学生さんが圧倒的に多くなっ ...
続きを見る
1~2月 繁忙期
1~2月は不動産屋が最も忙しい繁忙期。(稼ぎ時でもあります……!)
この時期は物件数も多いですが、とにかく動きが早く、物件は募集が出た先からどんどん埋まってしまいます。
「ちょっと考えさせてください」と言っている間に他の人に決まってしまうなんてことはザラなので、決断力が求められる時期です。「この条件を満たしていたらとりあえず申し込む」等と、自分の中での基準を決めておくといいでしょう。
また、2月末は二度目の東大病院寮退寮時期。この時期も、本郷三丁目駅や東大前駅あたりの一人暮らし向けのお部屋はやや競争率が上がりますのでご注意ください!
まとめ
- お部屋探しを始める時期は、通常期(3~12月)が入居の1ヶ月前、繁忙期(1・2月)は早ければ早いほどよい
- 家賃は契約した時点で発生する
- 家賃の二重払いを避けるには、先行申込を活用する
- 引越し時期が決まっていない場合は9~12月がおすすめ
▼文京区のお部屋探しのコツについてもっと知りたい方はこちら▼
-
文京区の部屋探しのコツ~希望に合う物件に住むための3つのポイント
文京区の不動産屋ベステックスの玉井です! 文京区に住んで早2年、すっかりこの街を気に入った私は「文京区いいところだよ!引っ越してきなよ!」と友人知人に触れ回っています。 しかし先日、ふと思い出したので ...
続きを見る
お部屋探し時期のご相談は不動産屋へ
今回、お部屋探しのスケジュールについてベステックスの営業スタッフに聞いて回ったのですが、全員が口を揃えて言っていたのが、
「お客様によるので、はっきりしたことは言えない」
ということ。
それを言われてしまうとこの記事も「人それぞれ!」の1行で終わってしまうのですが……それはさておき、確かにお部屋探しは十人十色。
当記事では文京区でよくあるパターンについて記載していますが、実際にはご希望のエリア・条件・時期によって、スケジュールの立て方やベストな時期も異なります。全員にとってこれがよいとは明言できません。
しかし、不動産屋は建物の構造やエリア情報、おすすめの引越業者まで知り尽くした、いわば「引越し全般のプロ」。お客様のご要望に合わせたスケジュールを立てるのも重要な仕事のひとつです。
お部屋探しの時期に悩んだら、まずは「○月までに入居したいんだけど、いつから始めたらいいですか?」と不動産屋に聞いてみましょう!
きっとあなたにとってピッタリのスケジュールを提案してくれるはずです。
ベステックスでも、お客様にピッタリのお部屋探しスケジュールをご用意いたします。まずはお気軽にお問い合わせください!
\ お電話でのご相談も大歓迎♪ /
営業時間:10:00~20:00
部屋探しの時期って、早すぎてもお金がかかりそうだし、遅すぎても物件がなくなっちゃいそうだし……いったいいつから始めたらいいの?